ごまかせず

ご、ごめんよぉ。回るおすしに行ってきました。
にげもかくれもしません。
しかたなかったんだよ。つきあいで、とつぜん行くことになってさぁ。
で、ね。ほら、おみやげかってきたの。
おすしのアメなんだけど・・・。
ご、ごめんなさいってばぁ。
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ご、ごめんよぉ。回るおすしに行ってきました。
にげもかくれもしません。
しかたなかったんだよ。つきあいで、とつぜん行くことになってさぁ。
で、ね。ほら、おみやげかってきたの。
おすしのアメなんだけど・・・。
ご、ごめんなさいってばぁ。
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でへへへ~。今日は、ちっとつきあいでさぁ、
しかたな~く、回るおすしを食べにきたんだぁ。
本当にしかたなくなんだよぉ~。
でも、においで、しらたまちゃんにバレちゃうかなぁ・・・。
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久しぶりのお日様の光です!
チンピも大根葉も、干し始めてなかなかお日様が顔を出してくれる日がなくて心配していましたよ。
今日こそは、たっぷりお日様の光を浴びてくださいね。
う~ん。やっぱり、お日様の力って偉大だなぁ。
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同じ土瓶で、沸騰してから、左から5分・10分・15分・20分・30分とそれぞれ煮出したお茶です。
色は、やはり煮出し時間が長くなるほど濃くなるようですね。
味は・・・はっ!
20分を超えると、お茶の質がガラッと変わる気がします。
それまでのサラっとした感じが、急にとろっとした感じになるというか・・・。
茶葉がこなれてくるというか・・・。
20分と30分はそんなに差を感じないというか、劇的な変化はない気がしますね。
なるほど!このお茶葉、20分以上煮出すといいのですね。
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ハーブティの煎じ時間の謎を何としても解明しないと。
一番適した煮出しの時間はどのくらいなのだろう?
前にも実験はしたけれど、今一つちゃんとした結果がつかめなかったので、改めて実験です。
ちゃんと、時間以外を同じ条件にしないといけませんからね。
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昨日は、偶然だったかもしれませんからねぇ。
テンちゃん。今日も、ラベンダーティーを入れてみましょう。
どうでしたか?イライラせずに、ぐっすり眠れたでしょ?
そう言えば、ゆうべは外に出てケンカなんてしないで、
ずっと眠っていましたもんねぇ。
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あ、あれ?
テンちゃん・・・?寝ちゃってますねぇ。
ラベンダーって、こんなに即効性があるんですねぇ。
ボクもびっくりしました。
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テンちゃん。ラベンダーティーを入れてみましたよ。
夜、落ちついてぐっすり眠れると思うんです。
ほら、いい香りでしょ。気分も落ちつくでしょ。
イライラもうすれていきますよ。
あんまり、外に出てケンカしちゃダメですよ。
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「ここちゃんからおたよりきたの~」
「こさちゃんにおたよりしたの~」
「これならちょこたべてもおたよりわかるよね~」
「やぎさんだったらちょこにかかないとだめだよね~」
「そっか~。やぎさんはちょこにおたよりかけばいいのか~」
「きっとかっとさんってかしこいね~」
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「こさちゃんにちょこあげる~」
「ここちゃんちょこありがと~」
「あたしたち、らぶらぶよね~」
「ぼくたち、らぶらぶだよね~」
「これって、きんだんのきょうだいあい~?」
「おひるのどらまのどろどろってやつだね~」
「ちょっとみ、きれいなのにどろどろ~」
「てんちゃんだね~」
「そっか~、あたしたちっててんちゃんなのね~」
「ねこなみなんだね~」
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許生三「あ~、びっくりした。
先生、びっくりしている間に西洋タンポポ茶、出来ましたよ。
お口直しにいかがですか?」
安光獅「ちょっと薄めだな。うん、これくらいがいいな。あっはっはっ」
許生三「硬い根っこのハーブだから、なかなか滲出しないんですよね。
西洋タンポポは、ダンデリオンとかダンディライオンとか呼ばれているんですよ。
先生にぴったりでしょ?」
安光獅「効能はわかっているのか?」
許生三「利尿効果が高く、胃を丈夫にし、消化不良や便秘の解消にも効果があります。
また、母乳の出をよくする働きもあり、発汗や解熱作用もあるため、風邪にも有効です」
安光獅「うむ。ただし、キク科アレルギーには注意が必要だし、胆のうや腸に障害がある場合は使ってはならない」
許生三「肝に銘じます」
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安光獅「う~ん」
許生三「せ、先生!しっかりしてください!
どうしました?鍼を打ちましょうか?」
安光獅「ちょ、ちょっときつかった。
頭がくらくらする。目の奥が重い……」
許生三「……それって、もしかして好転反応ってヤツですか?
急に強いハーブティーを飲んだときなどに、体調が好転する前に一時的に辛い症状が出るっていう……
でも、普段からハーブティーを飲みなれていれば、どうってことはないはずなんですけど。
先生、本当に医員ですか?」
安光獅「すまん、専門は湯液じゃなくって外科だから。設定上は」
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許生三「これです、先生。
その名も、シャア専用ハーブティー!
茶葉の量も、煎じた時間も、通常の3倍なんですよ!」
安光獅「おお、それじゃあ、9倍のゲインがあるんだな!」
許生三「もう、香りといい、味といい、ノーマルタイプと全く違うんです!
普段のがハーブティーなら、これはまさに湯液ですよ!」
安光獅「シャア専用ならば、これは俺の独壇場だな。あっはっはっ」
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許生三「どうです、安光獅先生。
西洋タンポポのお茶を入れてみました」
安光獅「なんだ、わざわざ買ってきたのか?
西洋タンポポなんて、日本でもどこにでも生えているじゃないか。
お前も損な買い物をしたな。あっはっはっ」
許生三「ちょっと抽出するのに時間がかかりますよね。
それまで別のお茶を入れましょうか?先生?」
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コタ「ホ医員、なかなかすてきなお茶セットだね」
許生三(なぜか、ホジュンと読む)「ガラス製の急須、欲しかったんですよね。
ほら、ハーブティーの抽出具合がよくわかるでしょ?」
コタ「これはなんのお茶なの?いい香りがするけど……」
許生三「ラベンダーなんですよ。
これを飲むと、リラックスしてよく眠れますよ」
コタ「そういえば、なんだかねむくなってきちったよ。
それじゃ、またね。お休み……」
許生三「あらら、お茶を飲む相手が……」
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うわぁ~~!レコード決着のすんごいレースだったね!
おめでとう!サクセスブロッケンくん。
不動の7さい世代、カネヒキリくんとヴァーミリアンくんに、いどんで、いどんで、はねかえされて、それでもくらいついてきた成果が出たね!
2着のカジノドライブくんも、いいねばりだったよ。
むねはって、いざドバイへ!きたいしているよ!スカーレットちゃんの夢をキミにたくそう!
それから、レコードをえん出したのは、4着にがんばったエスポワールシチーくん。
やるじゃんやるじゃん!これからもっと強い馬あいてにキャリアつんで、秋のG1たのむよ!
それにしても、サクセスブロッケン。生まれつき両前アシが外向きで、故しょうしやすいガラスのアシでとっても苦労したんだね。
そもそも、あずかってくれるキュウシャを見つけるのが大変だったっていうじゃない。
スタッフのどりょくもそうとうだったろうね。それが今や、新世代のダート王。
ハンデをのりこえてのサクセスストーリーだね。
今年のダートせん、もりあげていこうね!
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さぁ、ついにこの日がやってきた!
2009年のG1せんせんのマク開けだよ!
砂の頂上決戦、東京マイルのフェブラリーステークス!
ダイワスカーレットちゃんの引退がとってもとってもざんねんだけど、
そのかわり、砂の王者をめざして、花がなくって、ムサイ感じのハイレベルなメンバーがそろったよね。
何だか、ラグビーっていうか、モトクロスっていうか、そんな感じがするのはコタだけ?
コタは、シチーのよしみでエスポワールシチーくんに注目だよ。
こだまちゃんは、しぶく8さい馬のトーセンブライトくん。
くろみつちゃんは、黒いヒシカツリーダーくん。
しらたまちゃんは、何と!未トウのG1 8勝にいどむ、カネヒキリくんだ。
さぁ、砂けむりの向こうの栄カンを手にするのは!?
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しらたまちゃん!ディアジーナちゃん重賞制覇!
これで残り少ない、メジロマックイーン産駒が、クラッシックに名乗りをあげたよ!
しかも芦毛!
ディアジーナちゃんには、是非、天皇賞も勝って欲しいね!
な、なあちん・・・天のうショウって・・・それは、いくらなんでも、ニが重いのでは・・・。
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わぁ!しらたまちゃん、ディアジーナちゃんやったね!れん勝で重しょうせいはだ!
ん~・・・ダノンベルベールちゃん、またしても2着・・・。
でも、でも、いっしょにブエナビスタちゃんにちょうせんじょうをたたきつけようね!
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おぉ!アサクサキングス、やるじゃん。
こだまちゃん、よかったね。負けても負けても、よれても、へっぽこでも、がんばっておうえんしてきたよね。きっかショウ以来の勝ちだもんね。
うんうん。アナウンサーにまで、JCの時は、ウオッカちゃんの前で「ゼッタイ女王を前に、王を名乗る勇気にケイレイ」なんてショウカイされちってさ。
まぁ、今日は、ウオッカちゃんはドバイだし、スカーレットちゃんは引退しちったし・・・。
ここでは、ようやくキングを名乗れるじゃん。
え?こだまちゃん、もっと、ほめろって?いいのよ。男の子は。
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今日は、ひさしぶりに土曜ケイ馬かんせん会だよ。
モノトーンでおおくりします。
今日は、京都で102回のデントウをほこる京都きねん。
それと、東京で、女の子の今年のクラッシックをうらなう、クイーンカップがあるんだ。
京都きねんは、こだまちゃんが、へっぽこレースがつづいていても、めげずにおうえんしているアサクサキングスくんと、コタてきに、もういちどトップにたたせてあげたいカワカミプリンセスちゃんが出走するよ。
クイーンカップは、しらたまちゃんとなあちんで気合を入れている今年のアシ毛のきたい馬、ディアジーナちゃん。
コタは何としてもずっとカツヤクしてほしい、ハンシンJF2着馬のダノンベルベールちゃんをおうえんするよ。マーちゃんといい、レーヴダムールちゃんといい、志半ばでヒゴウの運命にまきこまれちったからね。ベルベールちゃんにはがんばってほしいんだ。
それから、ここはこだまちゃんのCLUBこだま(アンダー400クラブ)のジュン会員が多いね。フレンドリードレスちゃん、カツヨトワイニングちゃん、カイテキプリンちゃん。
カイテキプリンちゃんは、マイちゃんもマークしているし。
くろみつちゃんは、ミクロコスモスちゃん?何たくらんでるの?
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シシオ:ようやく手に入れてきたぞ。新しいマックスコーヒー缶。
全国制覇記念缶だぜ
コタ:ん~。ロゴがちっと変わったけど、あんまりかわりばえしないけどね
シシオ:そうなんだ。そこが、ちと不満なんだが。
せっかくだから、初代缶の復刻がよかったなぁ
コタ:まぁ、それは世界征服の時にとっておけば?
シシオ:そうだな。楽しみは後にとっておくことにしよう
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「先に干し始めた生姜と、この間の牛蒡は、もう中まですっかり乾燥したぞ。
これをビンにつめれば、自家製ハーブの完成!
生姜はちょっぴりだけど、牛蒡は一瓶一杯になっちゃった。
いや、あの立派な一本分が、こんな小さな瓶に入っちゃうくらい、乾燥すると小さくなるんだな。
牛蒡は、他の西洋のハーブとも組み合わせられそうだし、これで楽しみが増えたぞ」
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「陳皮と生姜1:1の粉茶さじ1杯と、ジャーマンカモミール1杯でブレンドしてみたんだ。
ちょっと陳皮からでる油っぽい成分が気になるかな。
アツアツよりも、少しさましてから飲んだ方が飲みやすいし、味もいいみたいだ。
次は、これに牛蒡もブレンド……香りも味もちょっと怖いかも。
でも、一度は試さないとなぁ」
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「ミルサーってすごいなぁ。
あっという間に粉になっちゃったよ。
細かくなりすぎっていう感じもするけど。
まじめすぎるのが欠点なのかな?」
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許生三(なぜか、ホジュンと読む)の実験の日々は続く。
「今日は、ブレンドティーに挑戦だ!
陳皮と生姜は相性がいいのかな?
牛蒡も混ぜてみたいけれど、まずは一つずつ試してみよう」
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今日の相ぼうは、一気に3作品公開だよ!
ピュアラルのキョホウ、バレンシアオレンジ、ゴールデンパインだよ。
どれもジューシーで、今まで以上にくだもののパンチがきいているんだ。
しらたまちゃんとにゃん吉くんのコンビも、だんだんパンチがきいて……というより、イヤシ系かなぁ?
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「生姜一さじ半に水1.5リットル、弱火にしてからさらに10分煎じて、生姜湯のできあがりだ!
これでも、ちょっと薄かったかな?もっと濃くてもいいのか?
ピリっとして、身体が温まるなぁ。
レモンや蜂蜜とも合いそうだな。
風邪を防ぐにはもってこいのハーブティーだ。
他にも、吐き気を抑えたり、食欲を促したり、消化を助けたりと、いろいろな効果が期待できるんだ。
これはぜひ、みんなにも飲ませて上げなきゃ。」
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この日も許生三(なぜか、ホジュンと読む)は和の素材によるハーブティー作りに挑んでいた。
「漢方では、様々な生薬と組み合わせて使うんだけれど、今日はシングルブレンドのハーブティーにチャレンジしよう。
先に干しておいた生姜は、からからに乾いていい感じになってるな。
これなら、かえって手の方が、安全に、簡単に細かく砕けそうだな」
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カブキザのいいところは、何ていっても、一マク見席があるところだよね。
えいがより、お手がるにカブキが楽しめるんだよ。
文七のマクで8チャリンなんだから。
たてかえしても、一マク見はなくさないでね。
ありがとう、カブキザ。さようならカブキザ。
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こちら、ギンザのカブキザだよ。
今、さ来年にむけての、ロングランさよなら公えんをやっているんだ。
今月の、文七がごうかキャストでとってもおもしろいってんで、
いっちょ見に来たのさ。
ありがとう、カブキザ。さようなら、カブキザ。
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もう。ごめんねぇ~。大切にとっておきすぎて、冷ぞうこでねむらせちったよ~。
世界のキッチンの、コンフィチュール・オレとベリー・ラッテだよ。
コンフィチュール・オレはフランスのノルマンディから。
ミルクジャムとエスプレッソがとってもよくあっていて、とろ~りカフェ・オレのできあがり。この甘さは、かのマックスコーヒーもまっさおかもよ。
ベリー・ラッテの方は、フィンランドの家庭料理にヒントをもらったんだって。
なんと!ローストしたラズベリにホワイトチョコソースのブレンドで、まろやかであまずっぱい、ベリー・ラッテ。
どちらも、午後のちっとくたびれたときにうれしい味なんだ。
でも、もしかして、もう店頭にないかも!
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「さらに時間が経ったら、濃いブルーに変化したぞ。
これは、牛蒡を切ると黒く変色するのと同じ原理だな。
牛蒡に含まれているポリフェノールの色素成分が、酸化してタンニン鉄に変化するから色が変わるらしいんだ。
……っていうことは、牛蒡茶って、鉄分を含んでいるんだな。
タンニン鉄は、身体には吸収しにくいっていうけれど、タンニン鉄に変化しない鉄はどれくらいあるのかな?
気にするほど多いなら、牛蒡茶は入れたてを早めに飲んだほうがいいのかな?」
こうして、生三の疑問はまた増えるのであった。
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「煮出したら、ふやけて大きくなってる。
元のサイズに比べれば小さいけど。
こうしてみると、生姜にしても、牛蒡にしても、本当に大半が水分なんだな」
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「茶さじおよそ1杯分の牛蒡に、水1リットルを加えて、沸騰後、さらに弱火で10分煎じれば、牛蒡茶の出来上がりだ!
ポットに移す前はきれいな黄色い色をしていたのに、いつの間にかグリーンにかわっているな。
牛蒡を食用として食べる習慣のない西洋では、バードックルートと言ってハーブの一つとして使われてきた歴史があるんだ。
身体に溜まった老廃物や毒素を排出するデトックス効果があると言われているんだ。
抗菌、発汗、利尿作用もあって、風邪の予防にも役立つんだ。
シングルブレンドでもおいしいし、いかにも牛蒡らしい土の香りもして、なかなか面白いハーブティーになったぞ」
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「自家製だと、その時々に必要な分だけ用意できるのが便利だな。
刻む、というより、砕くという感じかな。
すっかりカチカチで、中のほうまで見事に乾いている。
まだ5日目だっていうのに、お日様は偉大だ」
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こたたまにっきへの掲載がないからといって、許生三(なぜか、ホジュンと読む)がさぼっていたわけではない。
陳皮、生姜、牛蒡を、晴れては干し、曇っては取り込む日々は続いていた。
「生姜はちょっと厚めすぎたかもしれないな。
まだ中の方に水分が残っているようだ。
牛蒡はすっかり水分が抜けたみたいだな。
あの立派な牛蒡が、すっかり萎びて、縮んじゃったな。
どんなハーブティーになるか、一つ試してみよう!」
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「ラッシーまでついて、たったの8チャリン80だぜ」
「ぜいたくだよね~」
「これなら、毎日通ってもいいんじゃないのか?とうちん」
「食べすぎて、ぴ~にならなければね~」
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「あれ?今日のスペシャルカレーって、なんて言ってたっけ?」
「おなかにおさまれば、なんでも一緒よ!」
「そ、そんな適当な紹介でいいのか?」
「いいのよ。あたしがおいしくいただければそれで」
『いっただっきま~す!』
「それでいいのか?ブログなのに?本当にそれでいいのか?」
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『いっただっきま~す!』
「おいしいわねぇ、タンドリーチキン」
「もぐもぐ。こんなにうまい店が徒歩5分にあるのに、なんでこれまで、俺たちは連れて来てくれなかったんだ?ひどいじゃん、とうちん」
「そうよねぇ。ヒマそうなんだから、あたし達が常連になれば、それだけ繁盛するのにね」
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シロのご希望にそって?まあちゃんを起動したら、やっぱり逃げたシロ。
バランス感覚はいいはずなんだけど……
まあ、落ちつかんわな。
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あるときは二つ、またあるときは一つ。
実体を見せず忍び寄る白黒い影!
その名も、科学忍猫隊ニャンチャマン一号、ペンギンのテン!
……弱そう。
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シシオ:つ、ついに、今日2月16日!マックスコーヒーが全国制覇だぜ!
コタ:とうとう、千葉けんが日本をとういつしたんだね!
シシオ:ちっとちがうが、まぁいいだろう。
だが、マックスファンとしては、複雑な心境だ。
千葉県民の特権だったものが、全国一般になってしまった気もして・・・。
コタ:いいじゃない。さいしょから、チバラギコーヒーだったんだし。
それに、これで日本中が千葉県民になったんだから。
シシオ:かなりちがうが、まぁいいだろう。
マックスファンとしては、喜ぶべきニュースにちがいないからな。
コタ:それにしても、これって、今までのバージョンの缶なんだよね。
リニューアルされた8代目の全国バージョンがまだないんだよ。
売れ残り?
シシオ:いいのだ。それでこそ、ここがマックスコーヒーの原点である証なんだ。
コタ:まぁ、ちゃくちゃくと天下とういつをめざして、よくがんばったよね。
去年は四国や九州でもみかけたってウワサもあるくらいだったし。
シシオ:行け!マックスコーヒー!!次は、世界征服だ!
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すごいじゃん。モンテクリスエスくん。
3年ぶりのレコードタイムこう新でのVだね。
やっぱり、ダイワスカーレットちゃんにけいこつけてもらっただけあるねぇ~。
ダービーからちっとリズムをくずして苦労してきたけど、ようやく重しょうウィナーのなかまいりだね。
長キョリ界をけん引できるお馬さんになっておくれよ。
あ。でもプリキュアちゃんを負かしちゃヤ~よ。
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まずは、きさらぎショウ。
もんくなく、圧勝だったね。リーチザクラウンくん。
クラッシックの王カンにリーチかな?
まぁ、ブエナビスタちゃんはダービーには行かないって言っているから、ちっと安心でしょ。
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は~い。今日もコウレイのCLUBこたたまの、日曜ケイ馬カンセンだよ。
今日は、男の子のクラッシックへつながる、きさらぎショウと、
長キョリランナーたちの大目ひょう!春の天のうショウへつづく、ダイヤモンドステークスだよ。
きさらぎショウは、リーチザクラウンくんをおそれたのか、出走頭数が少ないのがちっとザンネンだけど、出走をきめたみんなは、打とうクラウン!でがんばってほしいね。
ダイヤモンドSは、去年はプリキュアちゃんもチョウセンしたんだけどね。
今日のおうえん馬は、マイちゃんはサケダイスキ!ね。
こだまちゃんはモンテクリスエスくん。
くろみつちゃんがトウカイエリートくん。
しらたまちゃんが今日はブラックアルタイルくん。
コタはハギノジョイフルくん。
ここは、古馬ステイヤーらしく、3400mスタミナせんをきたいしているよ。
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あ。いつの間にか、うちのウメの木さんのつぼみもふくらんで、花が開きそうだよ。
明日からまた寒くなるのに、ちっとフライング?
あ。でも、世間のウメの木はもう満開くらいだから、ちっとおねぼう?
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シシオ:「よかったな。お下げ渡しがあったぞ!」
ちびシシ「あまいね~」
マイコ:「それより、余次郎!あんたは今年も未納じゃないのよっ!」
余次郎:えっ?あっ!
わ、わすれてました……
マイコ:「あんた、馬鹿?
いつになったら手下の納税義務を覚えるのよ。
この愚か者っ!
みぞれちゃんと一緒に、北極海一周旅行に出かけたいなら、手配するわよ!?」
ちびマイ:「がくしゅうのうりょくぜろよね~」
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マイコ:「二人とも、大儀であった。
この不況の最中にこれほどの働き!
期待以上であったぞ!
これは、来年も期待できるな。
来年は、今年以上の成果を期待しておるぞよ」
ちびマイ:「おるぞよ」
シシオ:「えっ?ええっ?今年以上?今年以上……」
ちびシシ:「と、とうちゃん……」
マイコ:「これにて一件落着!
あ、そうそう、不況だから、あたしからのチョコはないわよ。
それじゃあ、ホワイトデー、よろしくね」
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マイコ:「これは生チョコじゃな。
都電通りの並木道?
ふむ、枕木をイメージしておるのかの?」
ちびマイ:「おいしそ~」
マイコ:「シシオ、なかなかやるようになったわね。
ちびシシもよくやったわ。あなた、小さいのに見込みがあるわね」
ちびシシ:「はは~っ!」
シシオ:「よかったな、お褒めの言葉をいただいたぞ!」
ちびシシ:「それよりぼくもチョコ食べたい~」
シシオ:「辛抱するんだ。うまくいけばお下げ渡しがありそうだぞ!」
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マイコ「ほほう。この不況の折に、よくぞここまでの品を手に入れたの」
シシオ「去年、投資しましたので……」
マイコ「でかしたっ!褒めて取らすぞ!」
ちびマイ「とらすぞっ!」
シシオ「はは~」
ちびシシ「妹~」
シシオ「だから、ちがうってば」
マイコ「他にもまだあるようじゃの。余次郎、中を改めいっ!」
余次郎:ははっ。
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シシオ:「ぐえ~っ!」
ちびシシ:「と、とうちゃんっ!前が見えないよっ!」
マイコ:「なにごとじゃ?」
ちびマイ:「おにいちゃん、だいじょうぶ?」
マイコ:「すまぬ、手違いじゃ。
そこな猫、今年は脱税容疑はかかっていないぞよ。
これ、余次郎。早くなんとかするのじゃ」
余次郎:し、しかし、気持ちよく居座っております。
これを動かすのは至難のことかと。
マイコ:「やむを得ぬ。お白洲を移すのじゃ」
余次郎:ははっ!
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余次郎:勘定奉行、大御菓子食門之佐マイコさま、御出座~っ!
シシオ:「はは~っ!」
ちびシシ:「母~っ!」
シシオ:「ちがう、母じゃない、はは」
ちびシシ:「はは~っ!」
マイコ:「面を上げい」
ちびマイ:「あげいっ」
マイコ:「さて、不況の折り、今年も納税ご苦労であったな。
して、税の品々はどこじゃ?」
余次郎:は、こちらにござりまする。
マイコ:「ふむ、では早速検分するとするかの」
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今年はバレンタインデーが土よう日で、おまけにフキョウってことで、お家でバレンタインってのが流行なんだってさ。
そんなわけで、みんなでチョコしよう!
でも、パンダのチョコってちょっと手を出しにくいね。
でもさ、食べないと結局マイちゃんのエジキだよね。
だから、だれかユウキを出さないと……
って、こういうユウキって、むずかしいんだよね。
このまま、チョコ見てすごそうか?
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くな:だ、だいちゃん!
あんたって……あんたって……海豹が好きだったのっ!?
だい:えっ?ええっ?それって誤解……
くな:ご、誤解ってどういうことよ?それじゃあ、そのチョコは何なの?
だい:えええっ?いや、これは、その……
……うん。海豹が好きなんだ、俺。
この後、二人の仲がどうなったかは想像にお任せします。
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み、みぞれちゃん、頼む。
これあげるから、今度クナのヤツに、やれアラスカ行きだシベリア送りだってことになっても、ちょっとごまかして南の海でゆっくりさせてくれ。
これ以上、シロのために懲罰くらってたら、俺、身が持たん。
近海物の鮎っていうのがよくわからんが、海豹戦隊のみんなで食べてくれ。
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はい、チャタロウさん。いつも家長のお仕事ご苦労様。
ホワイトデーは気にしなくていいからね。
それでなくても、うちの家計はエンゲル係数が高いんだもの。
これからも、がんばりましょうね。
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はい、しらたまちゃん。近海物のタイのチョコだよ。
今年は、逆チョコっていうのがはやりだっていうから、ビンジョウしちったよ。
まあ、コタとしらたまちゃんのなかだから、いまさらって感じだけどさ。
ラブラブななかにもチョコありっていうか、お魚ありっていうか。
しらたまちゃん……そんなに見つめられると、コタてれちゃう~。
え?チョコより本物のお魚がいい?
……来年はゼンショするよ、うん。
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「こさちゃん、ちょこおかえし~」
「ここちゃん、ちょこありがと~」
「あたしたち、きょうだいよね~」
「きょうだいだよね~」
「これって、もしかして、きんだんのあいってやつ~?」
「ゆるされない、こいってやつ~?」
「どらまよね~」
「どらまだよね~」
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「こさちゃん、ちょこあげるの~」
「ここちゃん、ちょこもらうの~」
「こさちゃん、あげてうれしいの~」
「ここちゃん、もらってうれしいの~」
「しあわせだね~」
「しあわせだよね~」
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「ちゃしママも義理堅いな。ちゃんと俺たちにって、チョコ持って来てくれたんだ」
「ありがとう、おねえちゃん!」
「よしよし、その笑顔だ!ちびシシ!」
「これって、生チョコだね」
「1粒でも、お下げ渡しがあるといいな」
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「なあちんの会社って、すごいな。
どこからかぞくぞくとおいしいおやつが差し入れられてきたな」
「さっきまで、なにもなかったのにね~」
「うん、机の上、真っ白だったもんな。
あせって損しちゃった」
「おいしそうだね~」
「俺たちにも分けてくれるってさ。
かわいそうだけど、ちびマイにはナイショだな」
「おかあさんには~?」
「お前、わかってるよな?」
「……ないしょ」
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「なにもないって思ったら、ちゃんとあったよぉ、俺たちの分!」
「むっちゃんママと、ななみちゃんママと、めりちゃんママからだって!」
「よかったなぁ、ちびシシ。みんな去年のGODIVAとお前の笑顔を覚えていてくれたよ!」
「ありがとうございます~!これでちびシシも、あと1年はたたかえます!」
「じ~くじおん!」
「じ~くじおん!」
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「あっ!あった!
とうちゃん、あったよ、チョコ!」
「だ、ダメだ、ちびシシ。それは他人様に差し入れされたチョコだぞ。
どんなに貧しくとも、霊獣たる我々が他人のチョコを盗んではいかんのだ」
「たくさんあるのに~。いっこくらいくれないかな?」
「耐えるんだ、ちびシシ。
不正を働いてもなぜかばれるのは、お前も去年経験しただろ?」
「かあちゃん、こわいよね~」
「なんでばれるんだろ?」
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「なあちんの会社、なにもない。
たいてい、何らかのお菓子があるのに。どうしたんだろう?
明日14日は土曜日だけに、今日がラストチャンスだと思ったのに……」
「とうちゃん、どうしよう」
「真っ白だ。頭の中も真っ白だ」
「おしおきになっちゃうよ」
「言い伝えでは、とっても恐ろしいことが待っているらしいんだ」
「いやだよ~」
「大丈夫だ、まだ時間はある!」
「時間はあるけど、あてがないよ」
「うぬぬぬぬ」
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「こちらは干し始めてから四日目になる生姜だけれど、こんなに縮んじゃったぜ。
生姜って、ほとんどが水分なんだな。
あと2、3日晴れの日があれば、十分乾燥させられそうだな」
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「せっかく新しい素材を切ったのに、今日は曇り空か。
とはいえ、買ってきたばかりの素材だから、こればっかりは仕方ないか。
早く天気が回復するといいけれど、今夜は雨になる上、春一番も吹いて大荒れになるみたいだな。
早めに取り込むことにしよう」
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「牛蒡を乾燥させるには、どんな風に切ったらいいのかな?
とりあえず、いろんな切り方をして、どうしたらよく乾燥させられるのか研究してみよう。
牛蒡には、空気に触れることで増えるリグニンという物質があって、このリグニンには癌を防ぐ効能があるんだ。
ということは、できるだけ空気に多く触れるような切り方がいいんだろうな。
早く乾くし。
生姜は、あんなに縮むと思わなかったから、今回はちょっと大きめに切ってみよう」
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「生姜も牛蒡も、土がついたままだから、きれいに洗わなくちゃ。
いい香りだな。土の香りなんて、久しく忘れていたな。
生姜は皮がついたままだな。
『東医宝鑑』によれば、生姜は『性は温だが、皮は寒。だから熱くして使うときは皮は捨て、冷やして使うときは皮はそのままにして使う」とあるんだ。
へええ、反胃を治す聖薬ってことは、癌に効くってことだよな?
すごいな、生姜。
そうすると、ハーブティーに使うには、皮はとったほうがいいのかもしれないけど、今回はこのまま切って乾燥させてみよう」
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陳皮に飽き足らなくなった許生三(なぜか、ホジュンと読む)。
新たなるチャレンジが始まろうとしていた。
「なあちんが、有機栽培の生姜と牛蒡を手に入れてくれたんだ。
生姜はもちろん、漢方でも生姜(しょうきょう)と呼ばれる、必要不可欠な生薬だ。
牛蒡は、種を悪実といって漢方の生薬にあるんだ。
根は日ノ本では食用に使われているけれど、西洋では食べる習慣はないんだ。
第二次世界大戦時に、捕虜の栄養不足を気の毒に思った日本兵が、米英兵に牛蒡を食べさせたのが、後に無理やり根っこを食べさせたってことで戦犯にされて、無期懲役の判決を受けたなんて話もあるくらいだからな。
だけど、静養でもバードックルートといって、ハーブとして使われているんだ。
この二つを乾燥させて、ハーブにしてみよう。
何事も、チャレンジだ!」
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「はえろ~」
「はえろ~」
「お前達、おれじゃなくって、とうちんだろ!?
アテの葉で髪の毛増やしたいのはっ!」
「そっか~。とうちんか~」
「とうちんは、手おくれじゃないの~?」
「それもそうだな」
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ゆうぽさんから、突然、小包が届いた。
にわかに活気付く、海豹戦隊がんばるじゃんの面々。
果敢に任務に励んでいるときですら、これほど活気付いたことがあっただろうか?
その理由は、小包の中身にあった。
そこには、能登の海の幸があふれていた。
常日頃、悪の片付け放棄人とうちんとの熾烈なる戦いに疲れ果てていた海豹戦隊がんばるじゃんへの、なによりのご褒美であった。
コマ隊長の粋な計らいにより、この日、がんばるじゃんは久しぶりに休日を取ることになった。
果たして焼いて食べるか?それとも生で食べるか?
早くも期待にふくらむがんばるじゃん達なのであった。
「で、出遅れた~っ!」
「きぃぃっ!あたくしとしたことがっ!
それに、なんでちび達があんな一等席にいるのよっ!」
「成長したな、ちびシシ、ちびマイ。うんうん」
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新発売で買っても、うちの冷ぞうこにしまわれっぱなしってけっこうあるんだよね。
ごめんね。
TWO DOGSのアフリコットジンジャーとファジーネーブルだよ。
どちらも、フルーティなフレーバーに、ツードッグスレモンをアクセントに加えているんだ。
飲みやすくて、カパカパのめちゃうから、気をつけてね~。
TWO DOGSも しゅるいがふえたよね~。
そんなに人気なら、今度、TWO PANDAS っていうカクテルつくってくんないかなぁ。
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こちらは、もうずいぶん前に発売になっていた、香らせ生茶だね。
20代の女の人をターゲットにした、ちっとやらしい生茶なんだ。
名前の通り、香りと甘みにこだわった生茶なんだってさ。
コタとしては、さい近はセイちゃんのエイキョウで、長時間せんじたお茶の方が好きだけどね。
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昨日発売の、あたらしいタンレイWだよ。
どく自のギジュツでプリン体を99%もカットしたすぐれものなんだ。
でも、この手のケンコウ志向発ぽう酒っておいしかったためしがないんだよね。
あんのじょう、これもイマイチ……
元々、ケンコウ志向ならのみすぎなきゃいいんだしねぇ。
なんか、アプローチの仕方がまちがってるような気がするのは、コタだけ?
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本当にご飯抜きにすると、動物愛護協会から抗議がくるかもしれないので、ちゃんと晩御飯を用意したのだが……
いつもなら、満腹でも必ず手を出すシロが、見向きもせず。
やはり犯猫はお前か!
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「今度は家チョコ?
逆チョコとか、なんだかいろんな言葉が流行るもんだな」
「父ちゃん、今年のバレンタインデーは土よう日だって」
「えっ!がっちょ~ん!
じゃ、今年はなあちんについていっても、望み薄なのか!?」
「ど、どうしよ~」
「だ、だいじょうぶだ。お前だけは必ず俺が守るっ!」
「と、父ちゃん!」
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「沸騰してからちょっと長めに10分間煮出したものを、氷で割ってみたんだ。
アイスハーブティーだな。
アツアツのものよりも、味もいいし、香りもいい。
ただ、冬場だと冷たいのはちょっと辛いな。
夏用のレシピかな。
ここまで冷やさなくても、ちょっとぬるめになればおいしく飲めるから、冬場はホットでいけるな」
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今日も厨房には、新しいハーブティーレシピを研究する許生三(なぜか、ホジュンと読む)の姿があった。
「陳皮とジャーマンカモミールの組み合わせは上手くいったから、これを発展させてみよう。
やっぱり健胃、鎮静作用のあるターメリック、まあウコンのことだな。
同じような効果があるものだから、もしかしたら相性がいいかもしれない」
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だいごろう:ぐえ~っ!なんで俺がアラスカ送りなんだ~っ!
くな:問答無用よっ!
いつになったら、シロに解凍中の肉を襲わないようにしつけられるのよっ!
だいごろう:犯猫なら、そこにいるじゃないか~っ!
こらっ!シロっ!お前、その「どうしたの?」って態度はなんだ~っ!
俺がこんな目にあうのも、お前のせいなんだぞ~っ!
くな:暖冬だから、少し北国で頭を冷やすといいわっ!
みぞれちゃん、アラスカでもシベリアでも、好きなだけ遊んできていいわよっ!
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あら?
なんで鍋がコンロから落ちかけてるのよ?
蓋は落ちちゃってるし。
割れなくてよかったわ。
はっ!そういえば、確か鍋の中には……
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「じゃじゃ~ん!
これが今回の秘密兵器だ!一階の住人が俺のために買ってくれたんだ。
風に飛ばされる心配もないし、日も良く当たるし、風通しもいいし、取り込みも簡単だし、便利なことこの上ないだろ。
明日は夜から雨になるみたいだから、今日と明日の昼はできるだけお日様に当てなきゃ」
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陳皮作りが順調な許生三(なぜか、ホジュンと読む)。
調子に乗った彼は、新しい素材にチャレンジしようとしていた。
「天気もいいから、生姜を干してみよう。
生姜は、漢方ではショウキョウといって生薬の一つなんだ。
東医宝鑑の湯液篇、菜部122種の一番目に登場するくらい代表的な生薬で、葛根湯、香蘇散をはじめ、実にさまざまな処方に用いられているんだ。
ハーブティーにも利用できそうだな。
古来、漢方では、蒸してから干すものと、蒸さずに干すものとで区別されるんだけれど、今回は蒸さずにそのまま天日で干してみよう」
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「あれ?小太郎のしょうが湯?
なんだ、身近なところに漢方の先輩がいたんじゃないか。
今度、生薬の作り方とか教わらなきゃ」
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その日、小太郎(普通に、コタロウと読む)の姿が二十世紀が丘にあった。
ここの地名は、あの鳥取県の名産、二十世紀梨の元になった苗木を松戸覚之助少年が拾ったことで名づけられた。
マツモトキヨシが松戸市長であったことと同じくらい、マツドでは有名である。
もちろん、小太郎の目的は、梨ではない。
「ちゃんとした回てんすしのシステムを見てみたくなったのさ。
どんなからくりでお皿が回っていくのか、どんなしくみでお茶をつげるのか、メカずきなこどもならキョウミあるじゃん。
おすしもあるみたいだけれど、まあ、ついでってヤツだね。
さあ、どんどん行こう!
えっ?おすし食べにきたんじゃないよ、マイちゃん。うん」
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この日、許生三(なぜか、ホジュンと読む)の姿が二十世紀が丘にあった。
ここの地名は、あの鳥取県の名産、二十世紀梨の元になった苗木がゴミ捨て場に捨てられていたことで名づけられた。
マツド市民の子供であれば、だれでも知っていることである。
もちろん、許生三の目的は、梨ではない。
「ちゃんとした漢方薬局を見てみたくなったんだ。
どんな生薬が置いてあるのか、どんな道具があるのか、品揃えを見るだけでも勉強になりそうだぞ。
薬研があったら買って帰りたいけど、ここにはないかな?
まあ、行ってみよう!」
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「できた!いい香りだ。
うん、この組み合わせはいいみたいだ!
陳皮にもカモミールにも、胃を丈夫にする作用があるし、またどちらにも鎮静作用、つまり気持ちを落ち着けてリラックスさせる力があるんだ。
アツアツの状態よりも少し冷ました方が、香りも味もより楽しめるみたいだな。
これは基本的なレシピとして使えそうだぞ!」
少しだけ立派に見える今日の許生三であった。
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「陳皮、こんなにきれいな粉末になったぞ。
これに、西洋の代表的なハーブ、ジャーマンカモミールを1:1で加えてみよう。
ジャーマンカモミールとオレンジピール、つまりオレンジの皮のことだけど、を一緒に使うハーブティーのレシピって結構あるみたいなんだ。
もしかしたら、陳皮とも相性がいいかもしれない」
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その夜、再び陳皮のブレンド茶に挑戦する許生三の姿があった。
「薬研が手に入らなかった代わりに、こんなものが出てきたんだ。
ボタンを押すだけで、電気の力で陳皮を細かくすることができるんだ。
皮が十分に硬くなっていないせいか、それとも硬すぎるのか、すり鉢だと今ひとつ粉末状にできなかったから、これで大助かりだ」
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おぉ!ようやく今度こそきたね、ブレイクランアウト!
レースレコードのおまけつきか。
クラッシックは名前どおりにブレイクランアウトできるか!?
タケさん、だんだんチョウシ上がってきたみたいだね。
とにかく、エンプレスはい、ユキちゃん勝たせてくれなかったらおこるよ~!
あ。共同通信ハイの話しだったね。
そういえば、コタがおしたトーセンジョーダンくんが2着に入ったよ。
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わぁ!しらたまちゃん、アーバンストリートくん、すんごい末あしだったね!
よかった。今日はしらたまちゃんもごまんえつだね。
男の子だけど、マーちゃん世代のきたいのスプリンターたんじょうだね。
キヌの道も都会の道も芝の道も、まっしぐらにつっぱしってね!
くろみつちゃんのスプリングソングくんが3着に入ったね。
コタきたいのヘイローフジちゃんは4着か。おしかった。
で、マーちゃんきねんの10着ってだれだろう?
あ。プレミアムボックス・・・。
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さぁ、日曜ケイ馬・CLUBこたたまの時間だよ。
今日は、春のスプリントG1に向けての前しょうせん、シルクロードステークス。
マーちゃんのラストレースになっちった悲しい思い出もあるけれど、だからこそ今年はみんな無事にがんばってほしいな。
おうえん馬では、チャーちゃんのプレミアムボックスくんや、コタのモルトグランテくんも出るんだけど、男の子は自力でがんばってもらうのさ。
コタは女の子メンバーの中でのお姉さんのヘイローフジちゃんにしたよ。
マーちゃん世代のウエスタンダンサーちゃんとコスモベルちゃん、1コ年下のマチカネハヤテちゃんももちろんおうえんしているよ。
しらたまちゃんは、もちろんアシ毛のアーバンストリートくん。
コダマちゃんはチャーちゃんとタッグでプレミアムボックスくん。
くろみつちゃんは黒いけど春の歌のスプリングソングくん。
さぁ、デンゲキ6ハロン!がんばろう!
え?共同通信ハイはって?男の子のレースじゃん。
みんな自力でがんばるからいいのよ。
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「じゃじゃ~ん!
今日のご飯は、贅沢なのよ!」
「築地で買ってきた中落ち丼だぜ」
「なかおちってなに~?」
「まぐろのおいしいところよ」
「なんだ~。そうなんだ~」
「いいのか、そんな説明で?」
「一番重要な説明なんだから、いいのよ。
それじゃ、せ~の」
『いっただっきま~す!』
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「どうだ!
左から5分、7分、10分で煮出してみたんだ!
ちゃんと順番に濃くなっているぞ!」
……だから、それは当たり前の結果ではないのか?
許生三(なぜか、ホジュンと読む)よ?
まあ、ようやく目分量で計るハーブの量が安定してきたということだろうか?
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「三度目のチャレンジで、ようやく妥当な結果が出たぞ。
左から沸騰してから弱火で3分間、5分間、7分間、7分間煮出したあと10分置いたものなのだ。
そうそう、こういう結果になるはずなんだ。
よかったぁ。やっぱり煮出す時間と湯液の濃さは比例するんだ」
……今まで比例しなかったことが問題なのではないのか?
許生三(なぜかホジュンと読む)よ?
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はい、お母さん。お話はもうやめて。これをめし上がって。
何も食べていないから、力がでないのです。
「あ~ん」
お母さん、おいしいですか?
「おいしいわ」
かめないのですか?では私がかんであげます。
「だいじょうぶよ。もぐもぐもぐ。もうないの?」
……感動のシーンのはずなのに、なによ、これ?
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みんな、なあちんのお友だちが、ハワイのおみやげをくれたよ。
マカデミアナッツと、マカデミアナッツとキャラメルのチョコだよ。
おいしそうでしょ。
「しっ!コタ、頼むよ。
これ、俺達の納税用にとっておいてくれないかな?
今年は不況のあおりで厳しいんだよ。
な、頼むよ、コタ」
「おだいかんさま~」
えっ?ボクはお代官じゃないし、かまわないけど……
ごめん、もうばれてるよ。大きな声出しすぎちったよ。
「当然よ。バレバレよ」
「いんちきだめよ~」
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夜は陳皮を使った新作ハーブティーにチャレンジした生三であった。
和のハーブ同士の相性を信じて、陳皮5グラムと緑茶2グラムを、水1.5リットルから沸騰して5分間、弱火で煮出してみたのであったが……
「まずいとまではいわないけど、びみょ~んな味になっちゃった。
なんだか、バターを飲んでいるみたいだ。
陳皮の油成分が溶け出したせいかな?
どうしよう、これ1.5リットルもあるんだよな。
自分で飲むしかないのか……」
失敗しても全部飲む生三は、男である。
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「……今日も沸騰してから5分間煮出した真ん中のが一番濃くなった。
なぜだろう?なぜ一番右の7分間より濃くなるんだろう?
ブレンドハーブだから、たまたま茶さじで取った分のハーブの割合が違ったのかな?」
生三のアマチュアな悩みは続く。
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「秤を変えてみよう。えっと、茶さじ2杯分の重さは……計測不能?
あっ、これも5グラム単位の秤じゃないのよ。だめだめじゃん」
……ダメダメである。
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許生三(なぜか、ホジュンと読む)は、今日も朝から湯液の作り方を研究していた。
「昨日は生薬の分量が不正確だったのかもしれない。
ちゃんと測ってみよう」
……普通はちゃんと測るものである。
「えっと、茶さじ一杯分はっと……計測不能?
だめだめじゃん。5グラム単位の秤じゃ役に立たないのか」
……当然である。
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「さくさくぱんだ~!」
「さくさくぱんだ~!」
「さくさくごうかく~!」
「さくさくごうかく~!」
「なににごうかくするの~?」
「そういえば、なんだろ~?」
「なんだろうね~?」
「こんなものかしら?こさここごっこ?」
「こんなもんじゃない?」
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許生三(なぜか、ホジュンと読む)の仕事は陳皮作りだけではなかった。
今日は、ハーブティーの煎じ方を研究していた。
同じハーブでも、煮出す時間による変化を調べてみようとした生三であったが……
「な、なぜだ?
左から3分、5分、7分と沸騰してから弱火で煎じる時間を長くしてみたんだけれど、なぜか5分のが一番濃く煮出せているみたいなんだよな。
なんでこんなことになるんだろう?
火を止めてからの時間経過が違ったからかな?」
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「鹿児島焼きいもプレッフェル。甘藷黒みつが練りこまれた一品よ」
「あまいんだよね~」
「ちょ~だい~」
「まあ待て。黒みつ入りの食品は、くろみっちゃんと一緒に食べる習慣だからな」
『んじゃ、いっただっきま~す!』
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一応、できあがった陳皮。
許生三(なぜか、ホジュンと読む)は陳皮をおいしくいただくための研究を続けていた。
「水1.5リットル、陳皮1:生姜1:ウコン1/2で沸騰後、弱火で7分間煎じて見たんだけれど、今ひとつ味がつかないな。
これじゃ、薄味のお湯だな。
生薬の量が少ないのか、煮出す時間が少ないのか……
はちみつを入れてもイマイチだし、まだ工夫が必要だな」
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粉にはなりきらなかったが、細かく砕いた陳皮を煎じること十数分。
ついにそれは完成した。
「みなさん、出来ました。陳皮茶です。
きれいなミカン色になりましたよ。
味はちょっと薄いけれど、いい香りがするでしょ?
陳皮は、胃を健康にしたり、アレルギーによいとされているんです。
これから、煎じる時間を調整したり、量を変えたり、他のものとブレンドしたりして、いろいろと研究していきますよ!
さあ、みんな、ぜひ飲んでみてくださいね」
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しかし、安光獅はあっけなくダウンした。
「ぜえぜえ。お、お前……擂鉢洗ったな?」
「ええ。買ってきたばかりだったので、しっかり洗いました。
これ以上ないくらい」
「ちゃんと乾かしたんだろうな?」
「えっ?ちゃんと拭きましたけど……でも、乾ききってなかったかも」
「ばかもん。擂粉木も乾ききっていないじゃないか。
これでは、せっかくの陳皮が湿ってしまうだろうが」
「あっ!そうか、なるほど。奥が深い!」
「初歩の初歩だ。
で、何に使うつもりなんだ?」
「ハーブティーにするつもりなんですが……」
「それなら、粉末にまでならなくても大丈夫だろう。多分」
「……本当に高名なお医者さんなのですか?」
「外科が専門だからな。設定は」
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さっそく、擂鉢・擂粉木を用意した許生三。
一掴みの陳皮を擂り始めたのだが……
「う、うまくいかない。
細かい粉状にならないじゃないか。
なにがいけないんだろう?」
そこに通りかかった一柱の獅子がいた。
奇獅子としも、外科の達人としても知られる、安光獅その獅子である。
「ふん、薬研はないのか?素人だな。
お前、擂鉢を使うのも初めてだろう?
なってないな。もっと腰を使うんだ。腰を。
えっ?外科の達人がなんで擂鉢の指導をするのかって?
細かいことは気にするな。
ほら、手本を見せてやるから貸してみろ。
そもそも、一度にたくさん陳皮を入れすぎなんだ。
こういうときは、少しずつやるものだぞ。
あっはっはっはっ」
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許生三(しつこいようだが、なぜかホジュンと読む)が陳皮を作り始めて、今日で15日目。
ついにその日が来た。
「天気の悪い日が続いたから、もう少しっていう気もするけれど、ためしに使ってみよう。
ハーブティーにするだけだから、ほんの一欠けらでいいかな。
使わない分は、また干しておこう。
やっぱり、パウダー状にしたほうがいいのかな?
擂鉢と擂粉木を買って来なくちゃ」
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さい近は、せつ分のイベントがもう一つふえたんだよね。
そう、え方まき。
いつの間にか、バレンタインデーのチョコや、大みそ日の年こしそばなみにテイチャクしちったね。
これって、しかけ人はだれだったのよ?
今年のえ方は、東北東なんだってさ。
しらたまちゃんがベストポジションだね。
みんな、おねがい事を思いうかべながら、だまってしずかに食べるんだよ。
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「ちょっとぉ、あんた一体いくつ豆食ってんのよ?
もう7つは食べたでしょっ!数えてんのよっ!あたしはっ!
あんた、確か今年で推定4歳じゃなかったのっ!?
実はオヤジだったってんじゃないでしょうねっ!」
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豆まきも無事に終わったね。
それじゃあ、年の数だけ食べようか。
えっと、コタは今年で数え年は6才になったから、6つだね。
あれ?テンちゃんも食べるの?
「えっと、あたしは百万と3歳よっ!
って、ちょっとみんなっ!食べるのに夢中になってないで聞きなさいよっ!
ちっ、バカなこと言ってたら出遅れちゃったじゃないのよっ!
あたしのバカっ!」
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ばかものっ。ばれてるぞ。
神様のお使いが、こういうことをきちんとしなくてどうする?
そうそう、それから豆を撒くのは家長の仕事だからな。
ちょっとまてば、あとで歳の数だけ豆あげるから。
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「えへへ、今年も手に入れちゃったわよん。歌舞伎座の豆」
「マイコ、なにげにやるな」
「お豆が大入りなのよん。それじゃ、いっただっきま……」
「ちょっと待てよ。それって豆撒き用の豆なんじゃ?」
「撒いたら食べられないじゃないのよ。
大丈夫よ。ばれなきゃ」
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そんなこんなで、陳皮作りも14日目。
ベランダの景観も、なかなか見事なものになってきていた。
「今日は風もやんで、穏やかないい天気だな。
漢方の生薬は、原則は新鮮なものがよいとされるけれど、六陣と呼ばれるものは例外で、古くなればなるほどよいとされているんだ。陳皮もその一つなんだ。
20年ものとか、25年ものの陳皮なんてのもあるらしくて、朝鮮人参以上の取引価格になるらしいし。
ただ、古くなると香りが弱くなっていくので、香りを楽しみたい場合は新しい方がいいみたいだし、最近の漢方の研究では新しい方がいいとする場合もあるみたいだ。
ハーブの本では、乾燥の目安を10日ほどとしているものもあるけれど、天気の悪い日が続いたから、もう少し様子を見たほうがいいのかな?」
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許生三(なぜか、ホジュンと読む)の陳皮作りは、巷でちょっと知られるようになっていた。
そんなある日……
「えっ?みかんの皮が出たからくれるの?
ありがとう!
でも、ボクも中身が食べたかったなぁ。
えっ?もうない?皮だけ?
これ以上おねだりすると、師匠に怒られるし……」
修行の道は厳しいのであった。
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おぉ!さすがに、東京ダート1400mのレコードホルダー、フェラーリピサくん!
ここは、かっちりきめたね!
休よう明けって言われているけど、実は、顔面シンケイツウって、お馬さんにとってはとってもめずらしい病気で、休ようを強いられていたんだよね。
まだ、病気はかんぜんにはなおっていないけど、今日の走りで実力は見せつけたよね。
さて。次はフェブラリーステークス。
あのダイワスカーレットちゃん。カネヒキリくん。ヴァーミリアンくんにどう食い下がるか。
コタ、楽しみにしてるからね!
病気なんかに負けずに、けちらしてやれ!ファイト!ピサ!!
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ひょぉ~!京都ひんばステークスは、6番人気で人気はイマイチだったけど、名前がイタリア語で、名声とか人気っていう意味の、チェレブリタちゃんだね。
よ。人気はイマイチでも人気者!
ち。キタイのザレマちゃんを一ゲキしてくれちったね。
う~ん。2着のレインダンスちゃん。おしかったねぇ~。
レインダンスちゃんなのに、雨でおどるのはニガテなんだよねぇ~。
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さぁ!今日は、今年はじめての女の子の重ショウ、京都ひんばステークス。
そして、フェブラリーステークスの前しょうせんの、ねぎしステークス。
ま。ねぎしステークスは、ニシノナースコールちゃんできまりだけど、
もんだいは、京都の方だよね。
コタは、もちろんザレマちゃんだよ。今日は1番人気でちっとニが重いけどさ。
しょうがないよね。前走のターコイズステークスであざやかなにげきりきめちったからね。
今日はねんがんの重しょうハツせいはだよね!
しらたまちゃんは、もちろんアシ毛のオディールちゃん。
こだまちゃんは、CLUBこだまジュン会員のトウカイルナちゃん。
くろみつちゃんは、黒いコが3頭いるから、ぴょんできめてクラウンプリンセスちゃん。
マイちゃんは、タイキマドレーヌちゃんとカレイジャスミンちゃんの2頭出しだよ。
とにかく、みんなケガなくがんばってね!
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反対側にはシロの絵が描かれているのだ。
もちろん、シロも大喜び……
シロも大喜び……
ええいっ!食うな。食えんぞ、それはっ!
まったく、どいつもこいつも……
シナモンさん、すみません、ありがとうございました。
猫ではなく、熊猫と海豹と獅子と人間で使わせていただきます。
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これがシナモンさんの本当の贈り物である。
こちら側にはテンの絵がかかれているのだ。
そういうわけで、テンちゃんも大喜び……
テンちゃんも大喜び……
ちっとは協力せんかいっ#
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陳皮作り13日目の朝を迎えた。
今日は日の光がまぶしい。
許生三(なぜか、ホジュンと読む)は思案していた。
「きれいに晴れたけれど、風が強いな。
これだと、広げて乾燥させると、飛んで行ってしまうかな?
今日はこのままつるしておこう。
太陽に当たると、一日であっという間に変化するから、明日が楽しみだな」
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